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あっという間に森の手作り市から一週間。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました! 曇って肌寒い一日でしたがお天気ももって良かったです。 しかし糺の森ってとこは何て居心地が良いのでしょう。 木に囲まれてると俗世にまみれた心が浄化されていくようです。 川のせせらぎに鳥の声。 野鳥の姿を見つけてはニヤニヤ。 また是非出展したいです。 さて、最近読書熱が再燃して 梨木果歩の作品を読み漁っています。 彼女は小学生の頃に「りかさん」を読んでからのファン。 誠実で、静かに力強いところがとても魅力的です。 登場するモチーフが野鳥や植生、ぬか床から妖怪、西洋ファンタジーまで、 どれもが身近でマニアックなのもお気に入り。 好きなものがふんだんに詰まってることもあって そりゃもう夢中で読んでしまうわけです。 彼女のエッセイにはよく「物語」という単語が出てきます。 そこにある「物語」を掬い出して書きたいのだと。 やり方は違いますが私の描く理由も似たところがあるな。 なんて、おこがましくも共感してみたり。 ちなみに最近一番ぐっときたのは 群れが大きく激しく動く その一瞬前にも 自分を保っているために という小説の冒頭の一説。 震災があってからよくこういうことを考えるようになりました。 本を読むと、もやっとしてたことが言語化されて整理できるのが良いですね。 不思議なのは本屋や図書館に行くとその時に必要な物語や言葉が 「ここですよ」って本棚から呼んでるみたいに、欲してる本が見つかること。 まぁ自分の興味の範囲なんかたかが知れてるので 大したこと無いっちゃ無いのですが。 こういう出会いも面白いですねー。 今日は昼寝ならぬ夜寝をしたのでこんな時間(朝5時)でも元気!
by pichyupun
| 2012-03-20 05:10
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